お知らせ
現在麻疹の流行が見られております。そのため現在多くのお問い合わせをいただいておりますが、麻疹ワクチンの在庫が不足しているため、ワクチン接種希望の方はまずは抗体検査(4950円税込み)を受けていただくことを推奨しております。当院にて抗体検査を受けていただいた方で抗体価が低い場合は、優先的にワクチン接種をご案内させていただきます。ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。
2023年9月25日よりインフルエンザ予防接種を開始します。原則オンライン予約のみとなります。ご予約の際、午前の接種希望の場合は8:30の枠のみを使用し、午前診療時間内のお好きな時間にご来院ください。午後希望の方は14:30の枠のみを使用し午後診療時間内18時までのお好きな時間にご来院ください。他の枠は使用しないでください。価格は税込み3500円です。定期接種は10月2日からの開始となります。オンライン予約が困難な方はお電話、窓口でお問い合わせください。
2023年4月現在麻疹ワクチン単体、風疹ワクチン単体は現在入荷がない状況が続いています。麻疹および風疹のワクチンを希望の場合は、MRワクチン(麻疹・風疹混合)で対応しております。予約の上、接種が可能です。お電話にてお問い合わせください。
2023年4月より子宮頸がんワクチン(9価ヒトパピローマウイルスワクチン)シルガード9を開始しております。定期接種および自費での接種が可能です。自費の場合1回30000円(税込)です。
2023年4月現在麻疹ワクチン単体、風疹ワクチン単体は現在入荷がない状況が続いています。麻疹および風疹のワクチンを希望の場合は、MRワクチン(麻疹・風疹混合)で対応しております。予約の上、接種が可能です。お電話にてお問い合わせください。
2022年5月26日
帯状疱疹予防ワクチン シングリックスを開始しました。1回22000円(税込)です。
詳しくはこちら(メーカーウェブサイト)>
2018年6月下旬より予防接種に使用する針を細いものへ変更しました。今までは予防接種で使用する一般的なサイズである27ゲージ(G)でしたが、患者様の苦痛を軽減するために、さらに細い30Gの針を導入させていただきました。
予防接種には、無料の「定期接種」と有料の「任意接種」があります。
定期予防接種
●予防接種法で定められた「法定接種ワクチン」のことで、国や自治体が勧奨しているワクチンです。
●多くの自治体では、定められた期間内に接種する定期接種の場合、無料(公費)です。一部有料となるものもありますので、詳しくは各自治体へお問い合わせください。
詳細は各項目をクリックしてください。
インフルエンザ菌b型(ヒブ)
小児用肺炎球菌
B型肝炎
ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ(4種混合)
ジフテリア・破傷風 第2期
BCG
麻疹・風疹
水痘
日本脳炎
ロタウイルス
子宮頸がん予防
成人用肺炎球菌
インフルエンザ
任意予防接種
●定期接種以外の予防接種と、定期接種の期間外に受けるものが対象となり、すべて有料です。
●任意だから受ける必要がないわけではありません。感染を予防するためにも受けることが推奨されます。
詳しくはお問い合わせください。
インフルエンザ
A型肝炎
B型肝炎
麻疹(はしか)
流行性耳下腺炎(おたふく)
など
※麻疹(はしか)、風疹の流行を受けて、麻疹、風疹の予防接種の問い合わせが増えております。現在麻疹ワクチンは在庫がない状況です。風疹、MRワクチン(麻疹・風疹混合)は在庫がございます(要予約)。麻疹抗体価、風疹抗体価の検査は自費にて承っております。以下ご参照ください。
抗体検査費用(税込み):
麻疹(PA法):3300円
麻疹(EIA法):4950円
風疹(HI法):3300円 ※さいたま市在住で所定の要件を満たす方は無料で検査を受けられます。詳しくはこちら>(さいたま市のページ)、追加的対策についてはこちら>(さいたま市のページ)
水痘(IAHA法):3300円
B型肝炎(CLIA法):3300円
※2種類目からの追加はEIA法の場合1540円、EIA法以外の1100円となります。
(例. 風疹EIA法+麻疹PA法+B型肝炎=4950円+1100円+1100円=計7150円となります。)
ツベルクリン検査:3300円
詳しくはお問い合わせください。
任意接種した場合のワクチン価格表(税込み)
※子宮頸がんワクチン、シルガード9は税込み30000円。
※ワクチンの取り扱い状況、価格は予告なく変更する場合があります。最新の情報につきましては、当院へ直接お電話ください。
定期予防接種
インフルエンザ菌b型(ヒブ)
目的:主にインフルエンザ菌b型による細菌性髄膜炎(ヒブ髄膜炎)を予防するために行います。乳幼児に感染しやすく、髄膜炎を発症すると後遺症が残ったり死亡する場合があります。
接種対象年齢:生後2か月~5歳未満
生後2か月~生後7か月未満で開始する場合は、1歳未満までの間に27日以上56日までの間隔をおいて3回接種(初回)、追加接種は初回接種終了後7か月以上、13か月までの間隔をおいて1回接種します。
生後7か月~1歳未満で開始する場合は、1歳未満までの間に27日以上56日までの間隔をおいて2回接種(初回)、追加接種は初回接種終了後7か月以上、13か月までの間隔をおいて1回接種します。
1歳から5歳未満で開始する場合は、1回接種で終了です。
小児用肺炎球菌
目的:主に肺炎球菌による髄膜炎を予防する目的で行います。髄膜炎を発症すると後遺症が残ったり死亡する場合があります。
接種対象年齢:生後2か月~5歳未満
生後2か月~生後7か月未満で開始する場合は、1歳未満までの間に27日以上の間隔をおいて3回接種(初回)を行います。2回目、3回目の接種は2歳未満までに行います。追加接種は初回接種終了後60日以上の間隔をおいて、1歳の誕生日以降1回接種します(標準的には1歳~1歳3か月未満の間に行います)。
生後7か月~1歳未満で開始する場合は、1歳未満までの間に27日以上の間隔をおいて2回接種(初回)、追加接種は初回接種終了後60日以上の間隔をおいて、1歳の誕生日以降に1回接種します。
1歳~2歳未満で開始する場合は、60日以上の間隔をおいて2回接種します。
2歳~5歳未満で開始する場合は、1回接種で終了です。
B型肝炎
目的:乳幼児のB型肝炎を予防します。急性肝炎を発症すると一部は劇症化したり、慢性化し将来肝硬変や肝癌になることもあります。
接種対象年齢:1歳未満
生後2か月以降に27日以上の間隔をおいて2回接種します。3回目は生後7か月~9か月未満の間に接種しますが、1回目から20週以上の間隔をあけます。
ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ(4種混合)
目的:ジフテリア、百日咳、破傷風、ポリオを予防します。
接種対象年齢:生後3か月~7歳6か月未満
生後3か月~1歳未満の間に、20日~56日の間隔をおいて3回接種します(初回接種)。追加接種は、初回接種終了後、1年~1年6か月の間をおいて1回接種します。
ジフテリア・破傷風 第2期
目的:ジフテリア、破傷風を予防します。
接種対象年齢:11歳から13歳未満
第1期の3種混合ワクチンを受けた方(1回目、2回目、3回目、追加の計4回、もしくは3回目、追加のいずれかを受けなかった方(計3回))で、11歳から13歳未満の間に1回接種します。詳しくはお電話にてお問い合わせください。
BCG
目的:BCGは結核を予防するワクチンです。
接種対象年齢:1歳未満
標準的には生後5か月~8か月未満の間に、1回接種します。
ツベルクリン検査:自費にて3000円(税抜き)で承っております。
日本脳炎 第1期、第2期
目的:蚊を介して感染する日本脳炎を予防します。感染し発症した場合、20%~40%が死に至るといわれています。
第1期:
接種対象年齢:生後6か月~7歳6か月未満
3歳から4歳未満の間に、6日~28日の間隔をおいて1回接種します(初回)。初回接種終了後、6か月以上の間隔をおいて1回接種します(追加)。
第2期:
接種対象年齢:9歳~13歳未満
9歳~13歳未満の間で1回接種します。
ロタウイルス
目的:ロタウイルス感染症(お子さんの多くがかかるロタウイルス胃腸炎、合併症である脳症)を予防します。現在任意接種ですが、重症化や合併症を予防するためにも受けることが強く勧められます。
現在、ロタウイルス感染症を予防するワクチンとして、当院ではロタリックス(GSK:1価ワクチン、2回接種)、ロタテック(MSD:5価ワクチン、3回接種)の2種類を使用しています。
接種対象者、接種期間:生後6週から接種できますが、ほかのワクチンとの同時接種を考えて、生後2か月からが最適です。ワクチンの種類によって2回または3回接種します。どちらも接種できる期間が決められています。この目的は、腸重積症が起こりにくい低い年齢で接種するためです。
※腸重積症:腸が腸の中に折り重なるように入り込み、腸閉塞を起こします。子供に多い疾患です。多くはロタウイルスやノロウイルスの自然感染時に発症します。いちごゼリー状の血便、不機嫌で顔色が悪くなるなどの症状が見られ、救急外来受診、整復が必要となります。
ロタリックス:[1価・2回接種]:一番流行して重症化しやすい1種類のヒトロタウイルスを弱毒化したワクチンです。交差免疫によってほかの種類のロタウイルスにも有効であることが分かっています。
4週間隔で2回接種します。遅くとも生後14週6日(生後3か月半過ぎ)までに1回目を受け、生後24週(168日)までに接種を完了します。生後24週以降は接種することができません。
弱毒化ウイルスワクチンですが、生ポリオワクチン接種後のように、便から強毒変化したウイルスが排泄されることはありません。
ロタテック:[5価・3回接種]:ウシロタウイルスを遺伝子組み換えする事によって、ウイルス表面に流行・重症化しやすい5種類のヒトロタウイルス抗原を出現させた、キメラウイルスワクチンです。(当然自然界には存在しないウイルスです。)従って、本来ヒトでは増殖しないウイルスであるため、1回接種ではほとんど効果が出ません。
4週間隔で3回接種します。遅くとも生後14週6日(生後3か月半過ぎ)までに1回目を受け、生後32週(224日)までに接種を完了します。生後32週以降は接種することができません。
利点 | 欠点 | |
---|---|---|
ロ タ リ ッ ク ス 1 価 |
・2回接種で終了できる。 (すべてのロタウイルスに対しての予防効果は2回接種では78.9%で、重症化の予防効果は95.8%) ・万が一1回接種だけでもかなり良い免疫効果が得られる。 ・腸重積発生率が低い ・値段が少し安い(1回15120円×2回=30240円) |
・1種類のウイルスから作られたワクチンであり若干効果が劣る。 |
ロ タ テ ッ ク 5 価 |
・5種類のウイルスが入っており効果が少し高い。
・3回接種完了すれば、効果はロタリックスより少し高い。 |
・値段が少し高い(1回10800円×3回=32400円)・接種回数が多い ・腸重積発生率がやや高い ・途中で接種が抜けると効果が低い (すべてのロタウイルスに対しての予防効果は1回だけでの接種では18%で、重症化の予防効果は82%、2回だけでの接種では73%で、重症化の予防効果は84%) |
当院ではどちらのワクチンも取り扱っておりますが、流行時期まで余裕があり、最終的な効果を重視する人は、ロタテックを勧めています。冬の流行時期で、即効性を期待する場合はロタリックスを勧めています。令和2年10月1日より定期予防接種となりました。
子宮頸がん予防
目的:ヒトパピローマウイルス(HPV)による子宮頸がんの発症を予防します。
接種対象年齢:小学6年生~高校1年生相当の女子
HPVワクチンは、平成25(2013)年6月から、積極的な勧奨を一時的に差し控えていましたが、令和3(2021)年11月に、専門家の評価により「HPVワクチンの積極的勧奨を差し控えている状態を終了させることが妥当」とされ、令和4(2022)年4月から、他の定期接種と同様に、個別の勧奨を行っています。ご希望のある方は、さいたま市の「子宮頸がん予防ワクチンを受ける皆さんへ」「子宮頸がん予防ワクチンを接種するお子様の保護者の方へ」を必ずお読みいただき、有効性とリスクを十分ご理解の上、接種を受けてください。詳しくは厚生労働省ホームページ、さいたま市Webを参照、各区役所保健センター、もしくは当院へご相談ください。
HPVワクチンの接種を逃した方へ~キャッチアップ接種のご案内~以下クリック
成人用肺炎球菌
目的:成人の肺炎球菌による肺炎を予防します。1回接種します。
接種対象者:65歳以上で接種対象年度年齢に該当する方、満60歳以上65歳未満で、心臓、腎臓若しくは呼吸器等の機能に極度の障害を有する方
※これまで自費などで23価肺炎球菌ワクチン(ニューモバックス)の接種を受けた方は対象外です。
個人負担金:4600円
※ただし以下の①~③のいずれかに該当する場合は、事前に証明書類を医療機関の窓口に提出することで個人負担金が免除されます。接種後の個人負担金の返金はできません。
①生活保護世帯の方
②中国残留邦人等支援給付制度の受給者
③市民税非課税世帯(世帯全員が非課税)の方
インフルエンザ
目的:インフルエンザ感染や発症そのものを完全に防ぐことはできませんが、重症化や合併症を予防する効果があります。ワクチン接種後の予防効果が現れるまで2週間程度かかり、約5か月持続します。
接種対象者:65歳以上の方、満60歳以上65歳未満で、心臓、腎臓若しくは呼吸器等の機能に極度の障害を有する方
接種期間:令和5年度は10月2日から開始いたします。
個人負担金:1600円(税込)
※ただし以下の①~③のいずれかに該当する場合は、事前に証明書類を医療機関の窓口に提出することで個人負担金が免除されます。接種後の個人負担金の返金はできません。
①生活保護世帯の方
②中国残留邦人等支援給付制度の受給者
③市民税非課税世帯(世帯全員が非課税)の方
任意予防接種
インフルエンザ
目的:インフルエンザ感染や発症そのものを完全に防ぐことはできませんが、重症化や合併症を予防する効果があります。ワクチン接種後の予防効果が現れるまで2週間程度かかり、約5か月持続します。
接種期間:現在お取り扱いはございません。
料金:3,500円(税込)
注意事項:6か月以上12歳まで(13歳未満)は2回の接種となります。13歳以上は1回の接種となりますが、2回接種希望の方はご相談ください。6歳未満、卵アレルギーの方への予防接種は行っておりません。
A型肝炎
目的:A型急性肝炎の発症を予防するワクチンです。発症すると長期入院を要したり、劇症化や合併症で死亡するリスクもあります。任意接種ですが、東南アジア等への流行国への渡航を予定されている方は、受けることが推奨されます。
接種方法:2~4週間間隔で2回、初回注射から24週間以上経過後1回接種します。長期に免疫を維持するためには3回目の接種が必要です。