呼吸困難・息切れ

呼吸困難・息切れとは

呼吸困難、息切れは臨床的にはほぼ同義であり、呼吸をする際に起こる苦痛や不快な症状のことです。急に起こる呼吸困難や息切れは、重症のことが多く、以下のような疾患が鑑別に挙がります。当院では、呼吸困難で受診される患者様に対して、まずは緊急のトリアージを行います。必要に応じて酸素投与、気道確保を開始し、原因検索を行いますが、救急搬送させていただく場合もあります。慢性の経過、症状が軽度で、酸素化も問題なければ、当院にて診療を行ってまいります。

診断

バイタルサインの確認、問診、身体診察、血中酸素飽和度の測定、採血検査、胸部レントゲン検査、心電図、心臓超音波検査、胸部CT(提携医療機関)などを行い診断します。

鑑別診断:

緊急を要する疾患・状態:ショック、意識障害、低酸素血症、気管支喘息中~大発作、心不全、心筋梗塞狭心症、肺炎、COPDの増悪、気胸、窒息、肺塞栓、中毒など

緊急をそれほど要しない疾患:COPD、慢性心不全、軽症の肺炎、気管支肺炎、気管支喘息小発作、胸水貯留、胸膜炎、過換気症候群、パニック障害、貧血花粉症、上気道炎など

気になる症状がおありの方は、当院へご相談ください。